2021年の公開以来、口コミから爆発的なヒットを記録し、シリーズ化・ドラマ化まで果たした映画『ベイビーわるきゅーれ』。
主役の一人、ちさと役を演じる高石あかりさんの出世作であり、彼女の俳優としての評価を決定づけた作品です。一見、どこにでもいる「ゆるい女子高生(卒業生)」が、次の瞬間には冷徹な殺し屋として銃をぶっ放す――。
この記事では、多くの映画ファンを虜にした本作の「凄さ」を、高石あかりさんのパフォーマンスを中心に3つのポイントで徹底解説します。
この記事でわかること
- 「女子高生×殺し屋」のギャップを生む、高石あかりの脱力系演技
- 世界が認めたアクションのリアリティ
- 唯一無二の相棒・伊澤彩織との「関係性」の妙
1. 「現代のリアル」を切り取った高石あかりの演技力
本作の最大の魅力は、殺し屋としての非日常ではなく、その合間に描かれる「あまりにもリアルな日常」にあります。
社会不適合者の葛藤を演じる
高石さん演じる「ちさと」は、社会生活に馴染めず、バイトの面接に落ち続ける不器用な若者です。
- 「だるい」「やりたくない」という現代的な若者の空気感。
- ボソボソとした喋り方や、独特の間(ま)。 この「オフの状態」を完璧に演じきったことで、観客はキャラクターに強い親近感を抱きます。
2. アイドル時代に培った「体幹」が光るアクション
「オフ」がゆるいからこそ、「オン(戦闘シーン)」の衝撃が際立ちます。
銃さばきとリズム感
高石さんは元々アイドル(α-X’s)として、ハードなダンスパフォーマンスをこなしていました。
- ブレない体幹:激しい動きの中でも視線が安定している。
- リズム感:銃撃戦や格闘において、動きに「キレ」と「音楽的なテンポ」がある。
スタントなしで挑むシーンも多く、アクション監督の園村健介氏も彼女の身体能力を高く評価しています。
【図表挿入ポイント:アクションのこだわり比較】 (項目:銃器の扱い、近接格闘、視線の演技、身体のキレなど、他作品との違いを比較)
3. 伊澤彩織(まひろ役)との奇跡的な化学反応
本作を語る上で欠かせないのが、相棒・まひろ役を演じる伊澤彩織さんの存在です。
本物のスタントパフォーマーとの共演
伊澤さんは世界的に活躍する現役のスタントウーマンです。
- 演技派の高石あかり
- アクション極振りの伊澤彩織 この二人が互いに影響し合い、高石さんはアクションの精度を上げ、伊澤さんは演技の深みを増していきました。この相互作用が、映画に「本物感」を与えています。
(出典:パンフレット/阪元裕吾監督インタビューより)
まとめ:高石あかりの「天才性」に触れるならこの一本
『ベイビーわるきゅーれ』の凄さは、「低予算ながら、アイデアと圧倒的な身体能力でメジャー作品を凌駕したこと」にあります。
高石あかりという俳優が、単なる「可愛い若手」ではなく、「技術に裏打ちされた表現者」であることを証明した金字塔と言えるでしょう。
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- 観たことがある方:彼女の「視線の動き」に注目して2回目を観ると、新たな発見があります。





